デジタル一眼レフカメラ 比較 購入

CP+2014で、発表になったばかりのEOS Kiss X70に触ることができたので詳しくレビューしたいと思います。

EOS Kiss X70は、キヤノンの初心者向けKiss X7シリーズのボトムエンドに位置づけられるモデル。3年前に登場したX50の後継モデルに位置づけられます。

【EOS エントリーモデルの比較】

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Kiss X7シリーズ内の違いについては、「キヤノンエントリーモデル一眼レフEOS Kiss X70が登場したのでEOS Kiss X50/X7/X7iと比較してみた」を参照していただきたいのですが、おおまかな位置づけとしては、X7iがシリーズ内で最もハイエンドに位置づけられ、X7は軽量・コンパクトに特化したモデル、X70は性能はそこそこで低価格を追求したコストパフォーマンスモデルということができます。

デザインは従来のEOSシリーズを踏襲しています。大きさは非常にコンパクト。

ぼくもEOSシリーズを使っているのですが、使いやすいデザインになっており持ちやすいですね。見た目はちょっとずんぐりむっくりしていますが、使いやすさ重視の設計になっているので、見てくれはあまり気にしなくてもいいと思います。

重量は435gということで、実際に持ってみたところ、それほど軽くもなく、重くもなくといったところでしょうか。

液晶は固定式になっており、動かすことはできません。

低価格を追求するため、画像処理エンジンには、最新のDIGIC 5ではなく、一世代前のDIGIC 4を搭載。

連写機能は最大3コマ/秒ということで、Kiss X7iの5コマ、Kiss X7の4コマと比べて、ちょっと劣ります。

フラッシュを内蔵。

ダイヤルモードやシャッターボタン、などコントロール系は、従来のEOSモデルを踏襲しています。

コストパフォーマンスを重視したモデルですが、全体の質感にそれほどチープ感はないですね。

液晶は3型。46万ドットということで、X7/X7iの液晶モニタ(104万ドット)と比べて精細感に劣りますが、実際に見てみて、それほどの粗さは感じませんでした。

以上、見てきたように、X70は、価格を重視したエントリーモデル。スマホのカメラやコンデジで撮影した写真に満足できなくなっており、レンズ交換式カメラへのステップアップを検討している人にぴったりのモデルです。

キヤノンは一眼レフのトップシェアメーカーで、使用している人も多いし、用意されているレンズの種類も豊富なので、キヤノンの一眼が欲しいけど、使いこなせるか不安なので、とりあえず低価格モデルが欲しい、という人にオススメしたいですね。

キヤノンだったら、周りに使っている人が多いので使い方を教えてもらうこともできるし、X70を使い込んで、性能に不足を感じたら、上位モデルのX7iやミドルクラスの70Dへのステップアップパスが用意されているので、とりあえずX70を使ってみるというのもありだと思います。

でも、価格は多少高くてもいいからという人には、上位モデルであるKiss X7かX7iをオススメしたいですね。画像処理エンジンが新しいし、液晶の精細度も上なので、満足度も上がると思います。X7だと軽くてコンパクト、X7iだと可動式液晶を採用している、という特徴もあります。

キヤノンエントリーモデルのEOS Kissシリーズの購入を検討している人は、この3つのモデルを比較して、自分のニーズに合ったモデルを選べばいいと思います。

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