デジタル一眼レフカメラ 比較 購入

六本木にある富士フィルムスクエアに、発売前のX-T1が展示されていると聞き、触りに行ってきました。

X-T1は、富士フィルムミラーレスカメラXシリーズのハイパフォーマンスモデル。これまで、XシリーズにはコンパクトなA/Mシリーズ、より高度なセンサーを搭載したEシリーズ、プロカメラマンやハイアマチュアをターゲットとした高性能ミラーレスX-Proシリーズの4つのシリーズが用意されていましたが、X-T1は新たなシリーズとして登場したモデルです。

体験コーナーには6台のX-T1を展示。

	X-A1	X-M1	X-E2	X-T1
	人気のある富士フィルムXシリーズの入門機に位置づけられるモデル。軽量ボディにWiFi機能を搭載。	高級コンパクトデジカメ並みの非常にコンパクトなボディを実現。高級感溢れるデザインを採用しています。	レスポンスが高速化されたXシリーズのミドルモデル	軍艦部を備えたクラシカルタイプモデル。世界最短、表示タイムラグ0.005秒のEVFを搭載。防塵防滴性能も備えています。
発売日	2013/11	2013/7	2013/11	2014/2
カラー	シルバー ブラウン レッド	シルバー ブラック ブラウン	シルバー ブラック	ブラック
撮像素子	APS-C	APS-C	APS-C	APS-C
センサー	正方画素CMOSセンサー	X-Trans CMOSセンサー	X-Trans CMOS Ⅱセンサー	X-Trans CMOS Ⅱセンサー
センサー 画素数	1630万	1630万	1630万	1630万
液晶	3.0型 (約92万ドット)	3.0型 (約92万ドット)	3.0型 (約104万ドット)	3.0型 (約104万ドット)
可動式液晶	チルト式	チルト式	-	チルト式
ライブビュー ファインダー	-	-	○	○
内蔵 フラッシュ	○	○	○	-
WiFi	○	○	○	○
防塵防滴	-	-	-	○
重量 (本体のみ)	約280g	約280g	約300g	約390g

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X-T1は、ミドルクラスのX-E2の上位に位置づけられるモデル。最大の特徴は、上部中央に軍艦部を配置し、そこにライブビューファインダー（EVF）を搭載している点。

ミラーレスカメラの場合、EVFを搭載していないモデルが多いのですが、このX-T1ではEVFを搭載しているため、クラシカルな一眼レフのスタイルを採用しています。かつてフィルム一眼レフカメラを使っていた人には堪らないデザインですね。

ただし、その分、ボディは重くなっています。

担当者の方の話によると、やはりEVFを搭載してほしいというユーザーの声が多かったとのこと。確かに、液晶を見ながらの撮影よりは、ファインダーをのぞきながらの方が、手ぶれを起こしにくいし、撮影に集中できますからね。

実際にファインダーをのぞき込むと、すぐに液晶表示からファインダー表示に切りかわります。従来のモデルではちょっと待たされるものもあったのですが、すぐに切りかわるのでストレスがないですね。

しかもファインダーは、世界最短の表示タイムラグ0.005秒を実現。 ほぼタイムラグなしで表示されるため、動きの速い被写体でも、バッチリ撮影できます。

ファインダー表示はすごく明るく鮮明。にじみがないですね。しかも視野角も広いので、これならファインダーでの撮影も快適に行えそう。

液晶はチルト式を採用。液晶を動かすことで、高いところや低いところからでも、画角を確認しながら撮影できて便利です。液晶表示もすごく鮮明です。

グリップ部分もちょうどよく持ちやすいですね。重量は本体のみで390g。しばらく使ってみましたが、それほど重いとは感じませんでした。

カラーリングはブラックのみ。シルバーモデルもあると、よりクラシカルな感じがしてよかったんですけどね～

販売されるのは、ボディのみとレンズキットの2つ。レンズキットの場合、FUJIFILM X-T1/XF18-55mmF2.8-4 R LM OISが同梱されます。

レンズを外したところ。APS-Cセンサーを搭載しています。

以上、X-T1に触ってみた感想でした。

ハイアマチュア層に人気を誇るXシリーズの新モデルだけあって、全体的にかなりいい仕上がり。防塵・防滴性能も備えているので、タフな環境でも使用できるのもいいですね。

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レンズ：XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS