秘訣その3:販売責任者と交渉する

お店に出向いたら、次に示す条件に該当する店員を探しましょう。

1.商品に関する知識が豊富である
2.価格に決定権をもっている
3.特定の製品を勧めることなく、購入者に選択権を与える

この条件を満たさない場合、十分な説明が受けられなかったり、思ったほど価格が下がらなかったり、特定の商品をしつこく勧められたり、といった事態が発生します。

では具体的には、どのようにして上記の条件に当てはまる店員を探し出せばいいのでしょうか。それぞれについて見ていきましょう。

(1)商品に関する知識が豊富
これはしばらく売り場を眺めていればわかります。どういうことかというと、他の店員から説明を求められている店員を探し出せばいいのです。

また、一つの目安として、胸にPHSをぶらさげている店員もこの条件に当てはまることがあります。他の店員からPHSで質問されることがあるということですね。

(2)価格決定権を持っている
これはその売り場の販売責任者を探せばいいでしょう。他の店員に比べ、販売責任者には大きな値引きを行える裁量が委ねられています。「販売責任者」、「フロア責任者」などという腕章をつけていることが多いようです。意中のデジタル一眼レフカメラが決まっている場合には、迷わず販売責任者を探して価格交渉をするようにしましょう。責任者がわかなければ、近くの店員に「責任者は誰ですか」とたずねるのも1つの手です。

(3)特定の製品を勧めることなく、購入者に選択権を与える
大手販売店の場合、メーカーから販売員が派遣されているケースがあります。その場合、そのメーカーの製品ばかり勧められることがあります。こうした販売員は、所属するメーカーを示すカードをぶらさげていたり、「販売応援」などの腕章していたりするので、注意して確認するようにしましょう。ただし、欲しいメーカーが決まっている場合には、そのメーカーの派遣販売員から詳しい説明を受けることができるので、上手く活用するようにしましょう。

また、その店で推奨モデルが設定されている場合、やたらとそのモデルを薦められることがあります。そんな場合も、自分が欲しいモデルと冷静に比較する必要があります。極端な場合、販売員に乗せられて買ったはいいが、後で確認してみると、不人気機種だったなんてこともあります。

スペック一覧
一目で比較できるスペック一覧
メーカー別一覧はこちら
スペック一覧へ
メーカー別一覧はこちら